Radicalendar : http://www.radicalendar.org
Radicalendar

Radicalendar

  November 2007  
monthweekdaymineadd an event
November 2007
  1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 
December 2007
  1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 
[]

General

【東京】アジア太平洋地域FTA網と軍事同盟の形成に関する共同討論会

Monday, 19 November 2007
6:00 PM - 8:30 PM

【第2回】
第二回目は、ピープルズ・プラン研究所の元共同代表の武藤一羊さんとスタッフの笠
原光さんにそれぞれ以下のテーマで問題提起していただき、討論を行います。

◆テーマ
武藤一羊さん「民衆の安全保障と平和の運動ーアジアの現実に即して」

PP研は、1995年の沖縄での米兵による少女レイプへの抗議から始まった大規模
な反戦行動に刺激を受け、冷戦後の世界を民衆の力で変えていく道筋としての非軍事
化、民衆の安全保障という考えを提起しました。国家安全保障ともUNDPなどの人
間の安全保障とも区別され考えです。二〇〇〇年沖縄で開かれたG8サミットのさ
い、国際会議を開いてこの考えを内外に打ち出し、911以後の終わりなき戦争の中
で、アジア平和連合の形成などを通じてこの考えを追求しています。それをめぐって
PP研のこれまでの活動を報告します。

笠原光「軍事・基地に反対するアジア太平洋・世界規模のネットワークの
動きについて」

もうひとつの世界は可能だ」のスローガンの下に開催されてきた世界社会フォーラム
は、アメリカの対アフガニスタン攻撃を契機にその焦点を経済問題から、経済と軍事
の結びつきにシフトしつつあります。また、2003年の世界社会フォーラムで立ち
上げられた「世界反基地ネットワーク」は、2007年3月に正式な設立総会をエク
アドルで開催し、米軍再編やNATO軍の動向に関する世界規模の情報交換ネットワーク
として機能しています。また、東京では、エクアドル会議に先立って米軍再編に抗す
るアジア太平洋の人びとが集い、「米軍再編に抗するアジア太平洋会議」が開催され
ました。軍事・基地問題に対抗する世界的・地域的な動きを整理するとともに、これ
らの広範なネットワークの可能性と課題について話をしたいと思います。

◆日時 11月19日(月)午後6時開場 6時30分開始
◆場所 総評会館501号
・東京メトロ千代田線 新御茶ノ水駅0分
・東京メトロ丸の内線 淡路町駅5分
・都営地下鉄新宿線  小川町駅3分
・JR御茶ノ水駅5分
◆参加費 500円

◆共同討論会の趣旨
 世界貿易機関(WTO)の協議が難航する一方で、アジア太平洋地域では、
二国間の自由貿易協定の締結など、個別撃破的に自由貿易体制を形成する動きが
急ピッチで進んでいます。こうした動きは、急成長するこの地域の経済覇権をめ
ぐるせめぎあいをもたらすと同時に、経済と軍事をリンクさせながら、中国封じ
込め、さらには中東、中央アジア、インドネシアなどを念頭に置いた軍事同盟形
成への動きと併行しているように見えます。
 現在交渉が始まっている日豪FTAが日豪安保の形成と併行していることに
もこの点は象徴的に現れています。日豪双方ともアメリカと軍事同盟を結び、そ
の日豪が安全保障協定を結ぶということは、経済と軍事を一体のものとした三か
国間の安全保障同盟が結ばれたことを意味します。また、韓国、フィリピンやア
ジア諸国のFTAと軍事・安全保障とのかかわりも密接不可分なものがあり、米
軍再編の動きとも絡み合いながら、軍事と経済のもう一段階進んだグローバルな
統合の大きな流れに発展することが予感されます。「東アジア共同体」構想もこ
うした文脈のなかで理解する必要があるでしょう。このことからもわかるように、
小泉・安倍政権による安保・防衛構想と新自由主義経済政策は、相互に密接に絡
みあう日本の新たな対外戦略として理解する必要があります。
 以上のような問題意識のもとに、ピープルズ・プラン研究所と脱WTO/ FTA草の
根キャンペーンを軸に、現状分析と今後の運動の方向を話し合う共同討論の場を
つくります。

◆今後のテーマ(以下は予定です。討論のなかで検討していきます。)
 第3回:中国をどうとらえるか
 第4回:アジア太平洋地域におけるFTA網形成の動向と分析
 第5回:東アジア共同体をどうとらえ、向き合うかをさまざまな側面から分析

《お問い合わせ》
■電話連絡先:
ピープルズ・プラン研究所03-6856-2005
フォーラム平和・人権・環境(市村)03-5289-8222
■住所連絡先:PP研
〒101-0051千代田区神田神保町3-1-6 日建神保町ビル9F-B fax:03-5211-8509
■E-mail ppsgあっとjca.apc.org

Location:

 
[][]

Views

* Donations

Help support this site
 
 

This site made manifest by Manifesto software